ルパン ワイルド=猿顔?
◆レンタルDVDにて鑑賞。1080i。深夜にてヘッドフォン2ch音声で鑑賞。
◆少年時代に読んだ「ルパンシリーズ」のしゃれてスマートなルパン像。ルパン三世のおどけたひょうきんな猿顔ルパン。そんな二つのルパン像の中間というか・・・中途半端というか。映画「ルパン」のアルセーヌはワイルドというより猿顔。フランス人と言うよりアメリカ人。そこからして,「あれ?」という感じ。
◆それに加え,魔女カリオストロ婦人は不死身の不気味さ。ルパン三世「カリオストロの城」で清純無垢な印象が確立した「クラリス」は妊娠しちゃうし・・・・。いろいろなことが壊され裏切られる不快感。
◆クリムゾンリバーあたりから,アクションがカンフーっぽいのは何かなあ。時代も時代だし,冒頭の父のボクシング訓練も,足使うのでキックボクシングじゃないか。フェンシングっぽくクラリスの父と戦う場面があるが,どう見てもルパンの動きの方が稚拙そうな・・・。
◆てなわけで,また残念な映画に時間を費やしてしまった。
◆写真はおもしろそうな本だったので。